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IllustratorのデータをCADにインポートする。

Illustrator CS5 から PTC Creo Elements Direct Modeling Express 6.0へ インポートできます。
CAD内で自由に図形を書くのは困難ですが、Illustratorなら自由度があります。
Ai_dwg.jpg

まず・・・、Illustratorでベジェ曲線や楕円を含んだ図形を描きます。

ILPTC01.jpg

ファイル→書き出しでAutoCAD Drawing(.dwg)にエクスポートします。
この時1cmの図形をそのままエクスポートするとX方向254.001998とZ方向253.997623になってしまう・・・。
これってインチの数字だな・・・、つまり、25.4倍に拡大されてしまう。
Illustratorはインチベースのアプリなのでこんなことが起きるのだろうか?そこで、
単位設定を1/25.4(インチ)0.0394で出力します。
0.0394.jpg

次にPTC Creo Elements Direct Modeling Express 6.0で先ほど書き出した.dwgのインポートをします。

※ワークプレーン(WP)をX軸、Y軸、Z軸に作っておいたものをStartup.pk2として用意しておくと便利。2D図面の作成が始めやすい。

ILPTC03.jpg

インポートの手順
アクティブ状態のワークプレーン(WP)を用意しておき、ファイルを読み込む。
パッケージファイル(*.pkg)を2Dをワークプレーンにインポートにきりかえ、Illustratorからエクスポートした.dwgファイルをPTC Creo Elements Direct Modeling Express 6.0へインポート。

ILPTC04.jpg

すると、インポートした図形が見えません!

ILPTC05.jpg

安心してください。

ILPTC06.jpg

ベジェ曲線もきちんとインポートできました。

ILPTC07.jpg

スイープ図形を作って、寸法の検証しまうしょう。

ILPTC08.jpg

誤差X方向:-0.000101 Z方向:-0.000274の誤差でインポートできました。

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参考までに・・・。

画像を下書きにすることもできます。たとえば以下の画像を、アクティブ状態のワークプレーン(WP)に読み込むことができます。

ILPTC09.jpg

構造→イメージを追加で・・・、

ILPTC10.jpg

下書きに使用することができます。不要になったらワークプレーン(WP)を消去します。
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